Abyss

日々の思索と妄想と魑魅魍魎。三木清の『人生論ノート』とパスカルの『パンセ』が私の心の拠り所。Peace.

2018-07-17から1日間の記事一覧

アナロジー的論文作成(18/7/18)

捨てよう。目の前の一冊の本を捨てよう。本の住人たちがどんなに立派で徳の備えた人間であっても、私は私以外の何者でもないのだから。私の苦しみと彼らの教えとの間の関係性は、疑いなく絶対的な距離を保って永遠に隔たっているために、認識の共有・相対化…

幸福であるとは充足であること

不幸を自分から大枚を払って呼び寄せているような人間がいる一方で、他人に己の幸福をまき散らすような人間もいる。幸福な生活はどれも似たり寄ったりだが、不幸な人生は各人各様であるというような話をどこかで読んだ。つまり、幸福は定型詩であり不幸は散…

空腹感と向き合う

色即是空空即是色と心の中で唱えていればどんな艱難辛苦にも耐えられる等というのは、今の私には説得力がない。私の弱さ故に、こればかりは仕方ない。腹が満たされれば動きたくなくなり、腹が減ればコンビニに行きたくなる。その度に我慢しようと思う。つま…

感動の価値

「感動」くらい本来備わっていた価値や意味を無造作に奪われてしまった言葉を知らない。平成の時代はまさに「超感動した」時代だった。「感動」こそ平成のイデオロギーだったと言って差し支えないだろう。例えば、小泉純一郎元総理の「痛みに耐えてよく頑張…

数量管理のツール

ストップウォッチ:活動記録、ラップ機能、客観的データ採集 キッチンタイマー:瞬間の葛藤に打ち克つための道具、過剰なフロー状態からの解放、拘束 アラーム:最大拘束時間を90分間というキッチンタイマーよりも更に大きな24時間というスケールで解放・拘…

物真似の純文学的価値

彼の眼となり手となり脚となり、彼の体全体を自らの内に宿し、彼の声を真似てみたり、息遣いを一致させ、身振り手振りを覚え、体つきや顔つきまで似せるような、憑依体験を目指す。物真似芸人の松村邦洋の技芸とは、完全なるコピーではなくて、対象の持つ臭…

習慣とは美学

朝に起きる 夜寝る洗濯、掃除、買い物散歩、読書、音楽風呂、英語、着替え昼は勉強もしくはジム、遊び全て記録する、発見、改造 絶望や苦しみや虚無感とは、するべきことが見つからない状態である。するべきことが見つからない内は、昨日の再生産と発見改造…

半・気分主義

[イイタイコト] 気分にそぐわない行いの反復を、一定期間とは言え、終始取り続ける生活を強制されることは、たとえその行為そのものが正義に資するとしても、果たして健康に資することは無いだろうと思われる。 [例示] ではここで仮に、正義の実現に向け日々…

言葉遊びの危険

如何に振舞えば愛すべき観客に喜びと人生の深淵たるを知らせる事が可能なのか。最も誠実な役者になるには、弁証法の議論体系は役に立つものだろうか。役者とは何か。台詞とは言葉であるが、読むため聞くため書くための言語使用と、話すための言語使用には何…

知恵袋・格言集・Remix 2.0

古今東西のおばあちゃん達の知恵袋を隅から隅まで書き表したい。本屋に行けば並んでいるのは古今東西のおじいちゃん達の格言集ばかりである。男尊女卑は時代による負の遺産であるからしてこれからの時代に必要なものは、祖父の格言と祖母の知恵袋のRemix集で…

軽率さの定義

動かないこととは死んでいることではない。人間は生まれてから死ぬまでダイナミックに動き続けているのだから。細胞のレベルにまでおりれば、生命体と所属するコロニーの関係とは絶え間ない循環である。ここで言う「動かない」とは、選択の保留である。同意…

「真面目」の両義性

真面目にはシンメンモクとマジメという二つの呼び方がある。前者は、当人の顔つきと目つきが誠であることを差し、本来性や真なる価値を表す。後者は、日常的に使われる意味で、嘘やいい加減さがなく真剣であることを指す。それから派生して誠実さや真心を指…

論文判定の流儀

・前提。共有された方法論に沿った論文の評価は人物の善悪判断を含まない。 ・拒否。いかなる論文の出来不出来は、著者の人格判断を示唆する。 ・批判。当該の論文の出来不出来に関わる方法論の知識を持っているかどうかの判断について、論文を精査する者は…

アイディアと構想(18/7/17)

・確認することから始める。私が何を考えて来たのか。記憶の底に眠ってしまって、もう一度引っ張り出すのは大変な苦労と時間がかかる。忘却の魔物はメモと注意深さによって退治できる。 ・よさとは一元的で悪さとは多義的である。神は一を司り、悪魔は無限を…

諦めきれないことを諦める

古今東西のあらゆる教義も、いかなる大哲学者大思想家の主義主張も、結果として私の病気の原因であった。私は早く健康に成りたいから、こうしたあらゆる教義主義主張も捨てたい。そして世のため人のために、滅私奉公の姿勢を身に付けたいと固く信じている。…