Abyss

日々の思索と妄想と魑魅魍魎。三木清の『人生論ノート』や小林秀雄の『考えるヒント』みたいな随想録や告白集を書くのが夢。嘗て高校教諭。現在はラップ研究している大学院生。Peace.

2018-07-19から1日間の記事一覧

工夫という思想

いっそ、全て諦めてしまいたい。父との葛藤も諦める。母との議論も諦める。医者からの理解も己の病の原因究明も諦める。己の目指したものをありあらゆるものを、諦める。言葉の獲得も、文体の真善美を発見する事も、教養を身につけた大人に為る事も、プロフ…

父との和解も諦めた!

父は私が生理的嫌悪感を最も抱く輩であると同時に、私の健康と将来の幸福を、父本人の健康と幸福を取り換えてでも与えたいと願う、心優しい人物である。父が私を愛している事はもはや疑うべくもないが、彼の振る舞いや言動に於いては、父は私を恐れているよ…

常識を破壊することも諦めた!

アナキストとして己を規定した時期もあった。社会に呪詛を吐き続けるために、権威を破壊することだけに霊魂尽きるまで闘いたい。両親の束縛を自ら立ち切り、孤立無援になって己を鍛え上げたい。自分の死を絶えず見つめて、過去の偉人達の言葉や発見を崇めて…

教養主義を諦めた!

最近は本を買ってばかりいて全然読む気がしない。何故か。筆の方にばかり時間を割いているからである。詳細な知識として覚え、かつ全体の大まかな流れを把握するための読書の筈が、自分の考えたことの正しさの援用や格好つけるための引用としてばかり読書体…

行為と直観

最近はまっているのは西田幾多郎先生の提唱する行為的直観である。仮に西田先生の言うとおり、どんな直観も行為的直観であるとするのならば、行為的行為や直観的直観や直観的行為は嘘になってしまう。これは論理的な推論であるが、確かめてみる必要がある。 …