Abyss

日々の思索と妄想と魑魅魍魎。三木清の『人生論ノート』とパスカルの『パンセ』が私の心の拠り所。Peace.

発見

安眠法の発見

眠りたいとき、まず次の言葉を頭の中で唱える。 愛してる/大好きよ ごめんな/ごめんなさい 許してくれ/許して頂戴 ありがとう/ありがとう なぜ二つに分けたかというと、心のなかにいる男性的な私と女性的な私を区別するためだ。私の場合、それぞれが父と母の…

議論に於ける十箇条

①たとえ権威者・為政者・権力機構に対してであっても非難、レッテル張りしない。 ②自分に酔わない。主張の正しさの衣は素肌の醜さを隠さない。 ③話し方を落ち着いた雰囲気にする。 ④議論の戦略の内側は悟らせない。 ⑤髭に気を付ける。生やすなら無精にせず整…

努力とは信仰である

努力して居る、もしくは努力せんとして居る、ということを忘れて居て、そして我が為せることがおのずからなる努力であって欲しい。そうあったらそれは努力の真諦であり、醍醐味である。(幸田露伴『努力論』) 気分とは移ろいやすいものだ。時間の速度も一定…

自然治癒についての覚書

・アイマスクをして眠る ・スマホの電源を切る ・論文を忘れる ・温度と湿度を高めに保つ ・ビタミン剤を多めに摂取する ・水を多めに摂取する ・話さず、聞かず、読まず、書かず、考えない ・口、耳、眼、手、心を休める ・五感を休ませる ・珈琲や煙草、酒…

師事する力

大学から大学院から今まで、ものを知りたいと思って居たが、果たして、私は何を知ったのか。知識は増えたのだろうか。物量としての知識は、余り増えていない。大学受験の時に、そういうインプットに辟易してしまったのだ。その代り、今手元にある知識なり経…

祖母の箴言集

・結婚とは一枚の写真である。他は何も残らない。 ・人間関係の痛みよりも、心身の苦痛の方が治癒しがたい。 ・死ぬのは怖くない。痛みが辛いだけだ。 ・便所に行くのが怖い。眩暈が恐ろしいから。 ・過去を振り返らない。振り返っても仕方ないから。 ・前進…

凝視と鳥瞰

己の心に映る像が絶えず変化し、気持ちも一所に在らず、「諸行無常」と心中で呟いてしまうくらいの、古来から在る情緒(sentiments)に浸っている。昨晩思いついた言葉を反駁する。「罰としての人生を求めよ」それを発したときの正確な情緒など、言葉に表せ…

死の匂い、そして気づいたこと

・様々な思いが過ぎる。情けなさ、不甲斐なさ、自信の喪失、ある種の解放感、疎外感、周縁者、爪弾き者の自覚、己を傍観する感覚、体の浮遊感、表層を漂う感覚、漂流物としての己、循環思考、突発的なアイディア、硬直した体、習慣という牢獄、生活という地…

甘えの哲学

・「甘え」という観点 ・私の「甘え」を感知するセンサーは、父親譲りである。 ・振り返れば、私の「甘え」センサーは、中学一年生の誤認逮捕事件によって極度に感度が上がった。 ・キリスト、ブッダ、アッラーフ、天照大神、天皇陛下、親鸞聖人、道元禅師、…

食の在り方について

食事の在り方について、「べき論」より始めるか、「べからず論」より始めるか、発見したことの列挙より始めるか、定義の変遷の考察より始めるか、色々と迷った末に、経験より得た発見と工夫の列挙から始めることにしよう。 ・臥して食すと後で気持ち悪くなる…

「シニタイ」の言語学的な考察

<シニフィアン> ・フロイト心理学の「死の本能 (thanatos)」を認めること ・岡本太郎の謂う所の「毒」を求めること ・哀愁 (pathos)や激情 (passions)に駆られること ・恥の観念に囚われて、内罰的になること ・不貞腐れて自縄自縛に積極的に没入しようと…

私の努力論

・退行は恐らく最も醜い形態の自己表現の一つだ。 ・嘗て私が信じていた「努力」とは、自惚れまたは盲目的自己愛に過ぎない。 ・私にとっての「努力」とは、他者の技術を盗み模倣することに他ならない。 ・模倣がすっかり体に馴染んでしまった時、私は新たな…

『孤独についてー生きるのが困難な人々へー』を読んで

何度も読み直す本があることは幸福である。読み返すたびに感想が異なるのは、読者である私が変化している証左であるが、今日読んで見て気が付いたことは、私は自分の性格について大いなる誤解をしていたという嬉しい発見だった。 私は、自分の性格を「直す」…

信頼と自惚れ

バイトを1時間すっぽかした。寝過ごしたのだ。遂にやってしまった。こうなる事は予測できた事だ。毎日毎日、だらけて遊んで、時間や曜日やスケジュールの感覚が麻痺してきた所だったから。これは警告だ。身を引き締めよ、という警告である。それ以上に、恥…

反復・眩暈・擬態

病的な遊びの三要素として、反復(repeat)と眩暈(vertigo)と擬態(mimicry)を挙げたい。この要素のひとつひとつが病的なモノの見方(observation skills)であると同時に思考の様式(cognitive style)でもある。止め処なく流れ続ける意識(stream of co…

無根拠な大丈夫

お前それヤバイぞ、とKは本当に心配そうに言ってくれた。その声には心配している者の持つ緊張と震えが混じっていた。 Kは、私の友だちである。だからこそ、彼の言葉は信頼できるのだ。ああそうなんだと思う。私のこの状態は良くないのだと知る。何度も聞いて…

動画ライフからの卒業

恐らく、ではない。これから話すことは全て私の個人的な事実である。自分専用のパソコンを持ってからと言うものの、パソコンで動画を観なかった日は一日としてない。即ち、この十年間、私の人生の何分の一かは動画視聴に当てられたのだ。今や私にとって音楽…

ラポールをヒントに考える

アルバイトが個別教室の講師ということもあり、子供(児童・生徒)たちにアドヴァイスする時がある。相手を説得し納得させるためには、往々にして、普段の自分の生活態度とは異なる、ある種の「いい先生」的な立場に基づいて語らざるを得ないことがある。語…

モザイク状の自己像

「シニタイ」と呟くとき、私にとって好くないことが起こる前兆である。逆に言えば、好くないことが起こり、またそれが避けられないことを知っているからこそ、「シニタイ」と呟くとも言える。では、その好くないこととは何か。天変地異や経済の破綻などの大…

無理難題の解決法

無理難題を考えてきたような気がする。己には解決できない問題として、論文やら、就職やら、挙句には生き死にのことまで、能書き垂れてきたような。恐らくそうなのだろう。能書きタレ。自己分析シートに書くとすれば、その一言で済む。 で、その能書きタレを…

ダイエット計画

朝昼夕方夜に500kcalずつ消費せよ。 (例)45分の散歩で250kcalの消費より、90分間の散歩でやっと500kcalの消費。 AM 6:00-7:30散歩(6キロ) PM12:00-13:30散歩(6キロ) PM17:00-20:30バイト PM22:00-23:00筋トレや瞑想 ご飯はいくら食べてもいい。2000kca…

言葉の温度について

小難しいことを考えるときには、誰だって背伸びしてしまう。専門用語を使うのも、論理の筋道を作って話すのも、偏に見栄えの為なんだろう。とすれば、矢鱈に小難しい事を並べたがる私は、実は相当な見栄っ張りにできているのかも知れない。 そういう時は、意…

A Baby on the Plane

飛行機に乗った。里帰りの為である。用事は二つ。まず、弟と弟の嫁との会食。結婚してもう一年が経とうというのに、私は未だに彼等と会う機会を逃し続けていた。次に、私と母と弟夫婦と共に療養中の祖父母への見舞い。結果から言えば、会食は虚しかった。見…

読書とは病である

読むときに一番気になる事は、書いてある内容よりもむしろ如何にして読んだ形跡を明快に残すかという事だ。これは本末転倒である。読書法に囚われてしまって、内容を理解する事よりも、色分けに夢中になっているからだ。これは、学習塾でアルバイトをしてい…

自分とは何か(自分とは何でないか)

忘れっぽい。衝動的、注意散漫。(記憶力が良く、慎重で、集中力がある) 熱しやすく冷めやすい。飽き性。(粘り強く、保守的) 観念や概念に囚われやすい。(本質や定理に囚われやすい) 与えられた指示や課題、役割、仕事には真面目に取り組む。(分かりや…

ももクロと小学校教諭

家の目の前に公立の小学校がある。タバコを吸う時、ベランダからプールが見える。教諭たちが児童らに点呼させている。 児童は指導に従わない。男性教諭が叱る。「始められない!」児童たちはしゅんとして黙る。女性教諭が教え諭す。「静かにしないと点呼が出…

赦しについて

生きるためには赦さねばならない。しかし赦したとき、私は生きて行けない。 なぜだか知らないが、こんな至上命題が頭の上に降ってきた。こういう言葉たちは、一体、何処からやって来るのだろうか。僕の頭の中で生まれてはいない筈だ。なぜなら、僕が生まれる…

努力の人、呉智英

呉智英さんの『バカにつける薬』(双葉文庫、1996年)を買って、今朝パラパラと読んで見た。呉さんの人となりが、ぼんやりと分ったような気がした。呉さんは真面目だと思った。言葉に戸惑いや迷いがない。迷った時には、辞書や辞典や百科事典を引くからだ。…

ペシミズムとは七味である

今日は特に用事が入っていなかったので、寝ては食べ、食べては寝ての繰り返しだった。気がつけばもう夜の9時になっている。そう、この感じだ。このなんとも言えない感じが久しぶりに帰ってきた。世間に置いてけぼりにされる感覚は、以外と悪くない。但し、こ…

言葉の軽さ・論理の薄さ

正論を組み立てるのは、言葉の限りない軽さの証明である。逆か。言葉が鶏羽のように軽いからこそ、幾重にも折り重なって、真理らしきものに容易に辿り着けるのだ。もしも言葉が岩石のように固く重く、硝子細工のように繊細で壊れやすい物だったのならば、論…