Abyss

日々の思索と妄想と魑魅魍魎。Peace.

社会に戻るということ

  たとえ病に懸かっていても、一日中全く何も出来ないということは実際のところ有り得ない。しかし、「自分は病気なのだから全く何もできなくて当然である」と思い込むことは有り得る話である。私はここ半年間の自分について、体力の面でかなり弱くなっていることを認めるけれども、同時に知力においては今までの人生の中でも最も充実していることも認めている。体力、知力の両方を司る精神力はどうかと問われれば、日によって異なるとしか言えない。庭を走り回る子犬のように元気な時もあれば、巣から落ちて死にかかった雛鳥のような時もあり、自分ですら同一人物とは思えないのである。体力、知力、精神力をまとめて魂とすると、私の魂は体力の低下によって、精神力まで乱れてしまい、結果として知力を十分に発揮できない、と結論付けてみたい。

  そうなれば、私の仕事は体力作りであるはずだ。食事、睡眠、運動の基本三要素の充実と、朝昼晩の時間帯に応じたメニュー作り、平日と休日の切り替えなどの時間感覚を取り戻す等の社会復帰に向けたプログラムなどが必要になってくる。

  果たして私は社会復帰できるのか。復帰成功に関わる三つの要素を挙げてみる。まずは私の意図的な療養と努力、次に家族や友達や病院の支援の有無、最後に自己回復力や状況の変化といったところか。何れにせよ、努力や我慢ではどうにもならないものが病である。ゆっくり治していきたい。