Abyss

日々の思索と妄想と魑魅魍魎。三木清の『人生論ノート』や小林秀雄の『考えるヒント』みたいな随想録や告白集を書くのが夢。嘗て高校教諭。現在はラップ研究している大学院生。Peace.

omiaiから学んだこと

  女という生き物は、何故、あれほどまでに食べることが好きなのだろうか?彼女たちの食事に対する執着心は量り知れない。自分で作った(であろう)料理の写真から、旅行先の料理の写真、友達と料理を囲いながら楽しそうに食べている写真など、彼女の人生は食べることと同義らしい。自分のプロフィールを書いてください、と言われたら、大抵の男は自分の年齢や職業や出身地を答えるが、まず女は食べることが好きであるという宣言をする。またはこんなファッションが好きであり、誰それという歌手やアイドルや俳優を並べる。聞いてもないのに好きなタイプまで教えてくれる。小顔が好き、身長の高い人が好き、頼りになる人が好き。子どもが好きな人が好き、暖かい家庭を築きたい、一緒に手を繋いで歩いてくれる人が好き。そういった夢幻を語るのは、大抵の場合女である。男は現実的である。私の年収は1000万円で、職種はこれこれで、住んでるところはこれこれで、趣味はこれこれ。大事なのはまず年収である。好きなタイプなど殆ど取って付けたような物ばかりで、見ていても退屈なだけである。女のタイプはもっと千差万別なので、読んでいても面白い。

  恋活アプリomiaiに登録してから、自分の恋愛観なるものが少し変わった。自分のプロフィールを繁々と眺めているうちに、自分がとても女っぽい事に気付いたのだ。全然プロフィールが男らしくないのである。職歴や年収のことを良く見せようと思わない代わりに、写真映りや趣味の話や相手のタイプばかり気を配っているのである。それ位、自分という男は、他人からどう見られているのかについて普段から気にしているのだろう。

  女に生まれたかったと思ったことは今まで一度もない。しかし、男に生まれなければ良かったと思ったことは何度もある。それは社会的な性別、ジェンダーとしての男らしさが自分には合わないからである。かといって女らしさを知っている訳ではないし、別段知りたいわけでもない。ただ、男同士の会話がむさ苦しくて、ギラギラしていて、暑苦しくて、嫌いなだけだ。恐らく自分は、男でも女でもない、中性的な人間なのだろう。僕のご先祖は亀や蛙の様な両生類なのかもしれない。

  ちなみに男という生き物は、私も今一分かっていないが、99%はセックスのことしか考えてないから単純である。あと1%くらいは世界平和のこととか、家族のこととか、会社のこととか考えているのだろうが、どれも似たり寄ったりで面白くはない。