Abyss

日々の思索と妄想と魑魅魍魎。三木清の『人生論ノート』や小林秀雄の『考えるヒント』みたいな随想録や告白集を書くのが夢。嘗て高校教諭。現在はラップ研究している大学院生。Peace.

虚しさの研究

 虚しさの研究とは、私の恐らく生涯のテーマになるだろうと思う。虚しさとは何か。虚しい言葉とは何か。虚しい論理とは何か。虚しい人間とは誰か。虚しい生とは何か。虚しさは何時何処でどの様に生じるのか。虚しさとは因果を超えるのか。因果そのものが虚しさの根源であるのか。または、表象こそ虚しさの根源であるのか。私は何時何処で虚しくなるのか。虚しさは何処からやって来るのか。虚しさは内在しているのか、外在しているのか。虚しさは物質なのか。虚しさとは関係性なのか。虚しさとは、補集合のような、ある枠の外に形式的に定義されるものか。虚しさは空気か。虚しさは共通理解か。虚しさは幻想か。虚しさは、やはり、死の恐怖か?

 虚しさの研究がしたい。恐らく、これに取り組んだのは、人類史上私が初めてと言うわけではなさそうである。では、今現在生きている人間のうち、誰が最も虚しさについて、善く考えているのか。または、その思考の実践に於いて誠実であるのか。私の友人は何処にいるのか。そんな事ばかり考えるだけ虚しい。そう、虚しさとは無駄ということだ。これがまず1つ目の答えだ。虚しさとは無駄である。

 虚しさとは何か。結果ばかりに目が行くこと。これは虚しさである。過程のほうがよっぽど大切であることを知らないのだ。知ってて尚結果が気になるから、虚しいのか。